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男性型脱毛症(AGA)の治療(2)~「ミノキシジル」とは
男性型脱毛症(AGA)治療のための塗り薬の代表は、「ミノキシジル」です。
「ミノキシジル」は血管拡張剤のひとつで、もともとは血圧を下げるために使われていた降圧剤でしたが、偶然にも、発毛効果があることがアメリカでわかったものです。
なぜ効果があるのかという理由についても、いまだにはっきりしていないようです。
またミノキシジルは、頭頂部の男性型脱毛症にのみ効果が見られるといわれています。
そしてミノキシジルの使用を中止すると、最終的には使用する前の状態に戻ってしまうため、薬の効果で維持されているということですね。
ミノキシジルはプロペシアと違って、大衆薬として市販されているため、薬局やネットを通じて購入することができます。
このミノキシジルを使った育毛剤の代表的製品が、大正製薬の「リアップ」です。
また個人輸入で購入できるのがいわば本家となる「ロゲイン」で、信頼できる輸入代行業者を探した上で、ネットでの購入が可能です。
両者の違いは、ミノキシジルの含有率になります(「リアップ」は1%、「ロゲイン」は2%と5%)。
なお、ミノキシジルの主な副作用として、発疹、かゆみ、かぶれ、頭痛、めまい、動悸、胸痛などが、これまで報告されています。
また当然ながら、これらの薬を多く飲んだり塗布したりすることで効果が早く現れたり髪の毛の量がより増えたりすることは無く、むしろ副作用が現れるリスクが増しますので、医師の処方に従うことが大切です。
現在は、「プロペシア」と「ミノキシジル」の併用が、もっとも効果がある治療法といわれます。
ちなみに、アメリカ食品医薬品局(FDA)が育毛効能がある医療用医薬品として認可しているのは、現在のところこの二つだけです。
しかしながら、「プロペシア」と「ミノキシジル」のいずれも、治療効果についてははっきりと個人差があります。
そのため、薬による本格的なAGA治療を考えている場合には、治療期間や服用する薬、最終的にどの程度までの回復を望むのかなどについて、専門医とあらかじめよく相談したうえで、治療を開始するようにしましょう。
AGAの治療費は健康保険の適用外ですが、初診料でおよそ15,000円程度、またプロペシアの場合、一か月分の薬代だけでも1万円程度はかかるといわれます。
また効果が出るまで、最低でも半年程度の通院及び服薬を見込んでおいたほうがよいようです。
途中で薬を飲んだり塗ったりするのを止めてしまうと、治療開始前の状態に少しずつ戻ってしまうということを、あらかじめ理解しておかなければなりません。
頭髪の復活とその維持には、それなりのお金がかかるということですね。
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